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2024年7月6日 第2回行動分析学講座
●ベーシックコース [行動問題の理解と対応]
期待する行動が見られない時、それはDisabilityなのかDisorderなのか、つまり、出来ない(スキルがない)のかやらない(オーダーが通らない)のか。臨床像はどちらも「しない」と言う姿を示しますが、行動分析学ではどちらか見極めて、それぞれに適切な対応を行います。 私たちは、うまく行動することや振る舞うことができない子供たちを前にした時、「どちらのDなのか」と言う視点を持たなくてはなりません。
●復習(基礎)コース [第2回 シェイピング]
Disabilityの時に使う有効な手続きのひとつにシェイピングがあります。 標的行動に至るまでの出発点の行動から途中の行動を考え、目標行動により似ている行動だけを分化強化していく手続きを強化によるシェイピングといいます。弱化によるシェイピングもあります。 19年間発語のない男性や、眼鏡をかけるのを嫌がる子供を例にシェイピング手続きの方法を学びました。
●アドバンスコース [7章 分化強化と分化弱化]
●マスターコース [15章 模倣]
模倣は、「おなじにしてごらん」ということ。模倣を訓練することで学習の基礎ができる。そのためには、やりとりが楽しいと本人が感じることが大事。 “同じ”という概念を育てていくことが作業学習につながり、いずれ働くということにつながっていきます。
●プロフェッショナルコース [22章 強化もどき 展開編] その随伴性に従わないことが嫌悪化するような言語刺激。それがルールです。 例えばスポーツのイメージトレーニングでは最初はルールが要ります。でもそのうち上手にプレイすることが好子になるとルールが要らなくなります。(試合のルールとは別) ルール制御がいつの間にか随伴性制御に移行するのです。 スポーツコーチングの目的は、練習(訓練)場面から実践へつながること、つまりルールから直感的(随伴性)制御に行く事なのです。
by SHiroko
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